2022年度に発生した国内の食品ロス量の推計値は、前年度比51万トン減の472万トンだった。
このうち、食品関連の事業者から発生する量は236万トンで、2019年度に設定した半減目標を8年前倒しで達成した。
販売期限が迫り商品棚の手前にある商品の購入を促す「てまえどり」が、通年で実施され始めたことや商慣習が見直されたことなどが要因。
また、一般家庭から発生する量も、236万トンと、2030年度までに達成する半減目標として掲げる「216万トン」に近づいてきているが、未開封のまま廃棄される食品や食べ残しなどに依然課題が残る。
2024年度中に基本方針の見直しを行う予定で、事業者から発生する食品ロスの削減目標を新たに設定するか検討する方針。
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