全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本会長は20日の記者会見で、福島第1原発のアルプス処理水の海洋放出について「現在も容認していない」と改めて強調し、中国による日本産水産物の禁輸措置撤廃にむけた対応を改めて日本政府に求めた。

特に、ホタテやナマコなどの漁業者から懸念の声が寄せられていているという。

一方で「逆に日本の皆さんは非常に冷静に捉えてもらった」と述べ、国内の応援消費に謝意を示した。

また、農林中央金庫の2025年3月期連結決算が巨額の赤字の見通しとなったことについては「漁協などに影響があるかどうか、農林中金の対応とあわせ注視したい」と述べた。

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