太平洋沿岸を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」のインバウンドの需要拡大につなげようと、客室乗務員から接客を学ぶ講座が6月20日に岩手県大船渡市で開かれました。

日本航空客室乗務員 伊藤亜矢子さん
「完璧に話そう、きれいに話そうとするよりは全身を使って“伝えよう”とするほうが相手には伝わる」

この講座は、「みちのく潮風トレイル」を訪れる外国人旅行者が今後増加していくという見込みを受けて、受け入れ態勢を整えようと東北観光推進機構が開きました。

講座には大船渡市内の宿泊施設や飲食店の従業員など18人が参加し、日本航空の客室乗務員・伊藤亜矢子さんから文化の違う外国人への接客のポイントについて説明を受けました。

受講者
「(英語が)話せないからといって表情が硬くならず、外国人のお客さんにもゆっくり過ごしてもらえるように努力したい」

日本航空客室乗務員 伊藤亜矢子さん
「笑顔で好意を向けると、相手も同じように返してくれる。簡単に取り入れられるのは笑顔とアイコンタクトだと思う」

この講座は今後、宮城県と福島県でも開かれる予定です。

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