財務省が発表した5月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、マイナス1兆2213億円と2カ月続けて赤字となった。

ただし、赤字幅は前の年の同じ月から11.6%縮小している。

輸入額・輸出額ともに、前の年の同じ月に比べて増えていて、輸出が5月としては比較可能な1979年以降で最大。

輸出は、6カ月連続で前の年の同じ月と比べて増加していて、伸び率は13.5%。

アメリカ向けの自動車が引き続き好調。

一方で輸入も2カ月連続の増加で、伸び率は9.5%。

原油など燃料価格の上昇に加えて、円安の影響を受けている。

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