関東では梅雨入り前に暑い日が続いていますが、本格的な夏に向け、熱中症に備える「避難所」の準備が進んでいます。

きょう、午後0時半に最高気温30.2度を記録し、7月下旬並みの暑さとなった千葉市。

こちらのショッピングモールでは、熱中症特別警戒アラートが発表された場合のシミュレーションが行われました。

記者
「見慣れないマークがあります。実は、このショッピングモールは熱中症特別警戒アラートが出た際の避難施設に指定されています」

こちらは危険な暑さから避難するために設けられた「クーリングシェルター」。自治体が冷房設備を備えた施設を熱中症特別警戒アラートが出ている間、避難所として指定するもので、今年から始まった取り組みです。

座って休むことが出来る椅子や噴水の出る遊び場、屋内のドッグランまで備えられ、暑さを凌げる工夫がされています。


「外で遊ぶと室内に逃げたくなっちゃうので、すぐ避難できるのはすごくいい取り組みだなと思います」

イオンモールは現在、138店舗あるうち38店舗が指定されていて、いずれは全店舗の指定を目指したいとしています。

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