愛媛県松山市で料理店「白椿」など3店を経営していた業者が松山地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが17日に分かりました。負債は1億円と見られます。
破産手続きの開始決定を受けたのは、松山市三番町の「K’s EMPIRE」です。
帝国データバンク松山支店によりますと、「K’s EMPIRE」は2010年8月に設立。創作和食料理店「白椿」のほか肉料理店「金の椿」、レストラン「Camellia」の3店舗を経営し、中核を担っていた「白椿」はオーダーバイキングが人気で幅広い客層から支持される人気店でした。
しかし2020年からのコロナ禍で営業自粛を余儀なくされたうえ、緊急事態宣言の解除以降も小規模が宴会が中心になり苦戦。さらに低価格を武器にしていた分、おととしからの物価高で価格転嫁の遅れなどもあり、経営状況は厳しさを増して去年10月末に「白椿」を閉店しました。ほかの店舗の運営で経営再建を模索したものの、度重なる物価高などで収益性は悪化し、借入金の返済の目処が立たなくなったとしています。
このため6月7日に松山地裁から破産手続きの開始決定を受けました。負債は約1億円と見られています。
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