日本銀行は14日午後、終えた金融政策決定会合で、国債の買い入れ額を減らす方針を決めました。減額のペースなどは次回の会合に持ち越しました。
日銀は今年3月にマイナス金利政策を解除するなど大規模な金融緩和策を大きく転換しましたが、緩和的な環境を続けるとして毎月、6兆円程度の国債を購入してきました。
しかし、この枠組みを見直し、買い入れ額を減らす方針を決めました。
具体的な減額規模などは示さず、7月末にある次回の会合で今後1、2年にわたる計画を決めるとしています。
短期金利の引き上げを見送ったこともあり、発表後、為替市場では1ドル=158円台目前まで、およそ1円ほど円安が進みました。
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