企業の間で取引されるモノの価格を示す企業物価指数が6カ月連続で過去最高水準となりました。
日本銀行が発表した5月の企業物価指数の速報値は122・2で、去年と比べて2.4%上昇しました。
比較可能な1980年以降で最も高い数値で、前年比では39カ月連続でプラスとなりました。
前年比での伸びはここにきて拡大傾向で、2%台となるのは8カ月ぶりです。
再生エネルギーの普及のために電気代に上乗せされる金額(=再エネ賦課金)が4月に引き上げられた影響で事業用の電力が大幅に上昇して数字を押し上げました。
また、世界的に高騰が続いている銅製品や、原材料などの価格が上昇している飲食料品も数字を押し上げています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。