秋田の魅力を生かした特産品を発掘するコンクールの審査会が11日に秋田市で開かれ、会場には各社が腕によりをかけた自慢の商品が勢ぞろいした。

「あきた食のチャンピオンシップ」と銘打ったコンクールは、秋田の新しい顔となる特産品を発掘しようと、県が毎年開催している。

「加工品」と「菓子・飲料」の2つの部門があり、今回は、あきたこまちのしっとりサブレにいぶりがっこチーズをはさんだバターサンドや、県産のタコのだしがぜいたくに使われた釜飯など、県内45社から59点が出品された。

会場には、県の内外から百貨店や土産品を扱う業者のバイヤーなどが訪れ、商品をじっくり試食しながら、味や品質、秋田らしさが感じられるかなどを審査していた。

 県観光文化スポーツ部 食のあきた推進課・佐藤はるか課長:
「去年までの商品も、定番化してきている商品がたくさん生まれてきている。今回選ばれた商品も、秋田の土産品や県民に末永く愛される商品に育ってほしい」

審査の結果は6月27日に発表され、入賞した商品はイベントや物産展などで販売される。

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