大阪・関西万博で当初60カ国が建設を予定していた“独自のパビリオン”について、大阪府の吉村知事が「40カ国前後になる」との認識を示しました。

大阪・関西万博では、当初60カ国が「タイプA」と呼ばれる独自のパビリオンを出展する予定でした。しかし、資材価格の高騰や建設業界の人手不足の影響で、簡易的なパビリオンへの変更や撤退する国が相次ぎ、52カ国に減っています。さらにこのうち16カ国の建設業者が決まっていません。

こうした状況について、大阪府の吉村知事は16日、「建設業者が決まっていない国がタイプAで準備を進めるのは難しい」としたうえで、「タイプAは40か国前後になると思う」との認識を示しました。

簡易的なパビリオンに移行した場合にできる空地については、休憩所や物販施設などとしての利用が検討されているということです。

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