小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、8日時点で入院者数が216人に上っていることを厚生労働省が明らかにしました。また医療機関を受診した人は1251人になったということです。

 この問題をめぐっては、4月7日時点でサプリ摂取後に腎疾患などが疑われる5人が死亡、入院者数は212人にのぼっていましたが、厚労省によりますと、その後、8日時点で入院者数が216人まで増加したということです。

 また、小林製薬からの報告で医療機関を受診した人は1251人になったということです。一方で新たな死者は確認されていないとしています。

 さらに小林製薬への相談件数は4月8日時点で延べ約5万9000件寄せられているということです。また、厚労省へのコールセンターには、8日時点で約3300件の相談が寄せられているということです。

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