外国人観光客に日本の『マンホールの蓋』が人気です。みんな下を向いて歩いています。

 東京・港区で多くの人が下を向き撮影していたのは「美少女戦士セーラームーン」のキャラクターがデザインされたマンホール。物語の舞台となっている東京都港区の5か所に今年3月に設置されました。撮影のために5か所をめぐっていたのは日本のファンだけではありません。

 (カナダからの観光客)「セーラームーンのマンホールの蓋を探して歩きまわっていました」
 (イギリスからの観光客)「美しい。本当に良くて、マンホールの場所はアニメのロケーションと関係ある。月にかわっておしおきよ!」

 今このような日本のマンホールの蓋が海外からの観光客にも人気だといいます。そもそも日本のマンホールの蓋は全国各地でデザインが違うご当地もの。近年はアニメや漫画のキャラクターとコラボレーションしたものも登場し、日本だけでなく海外のファンをも虜にしているというのです。

 奈良県橿原市、近鉄大和八木駅前にも今年3月、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターをデザインしたマンホールの蓋が市内3か所に設置されました。そこにも日本のゲームファンだけなく海外のゲームファンの姿が。

 (香港からの観光客)「彼は小さいころよくストリートファイターをやっていた。彼はこのキャラクター(リュウ)が好きです」
 (香港からの観光客)「波動拳!」

 (橿原市・企画戦略部 若森睦司副部長)「ストリートファイターのコンテンツ自体が約9割が世界の方で配信されているということをお聞きしておりますので、日本の中でもファンの方は多いんですけど、海外の方がより多いということになりますので。新しくインバウンドを橿原市にも、という思いではあります」

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