農林水産省が16日発表した4月8日~12日の野菜の平均小売価格は、調査対象となっている8品目のうち7品目が平年より高かった。
レタスは、寒さによる生育の遅れなどで平年比では54%高となったが、前の週と比べると3%安かった。
一方、ジャガイモは北海道で天候が安定し、平年より4%安くそのほかの野菜と比べお買い得になっている。
4月前半はレタスやキャベツ、タマネギ、ニンジンなどが平年より高い見通しだが、4月後半には気温の上昇に伴い、生育が回復することで平年並みの価格に落ち着くとしている。
調査結果は以下の通り。(価格→前週比→平年比)
キャベツ (261円 104% 142%)
ねぎ (684円 97% 118%)
レタス (661円 97% 154%)
ジャガイモ(437円 103% 96%)
たまねぎ (359円 100% 118%)
きゅうり (697円 99% 125%)
トマト (862円 101% 123%)
にんじん (579円 109% 141%)
※各都道府県10店舗(全国470店舗)について訪問調査
※価格は特売価格等を含まない消費税込み価格で全調査店舗の単純平均
※平年比とは2019~2023度の食品価格動向調査業務による当該月の調査価格の5カ年平均価格との比較
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