今年は115店が初選出されました。

 4月9日、京都で、飲食店を星の数で格付けする「ミシュランガイド京都・大阪」の2024年度版が発表されました。東京に次ぐ国内2番目のミシュランガイドとして2009年から発行され、今年で15周年。毎年秋の発表でしたが、今年から春の発表になりました。今年は初選出115店を含む京都・大阪で過去最多の440店が選ばれました。

 ちなみに、ミシュランの星は1926年にフランスで誕生。3段階の評価を設け、「美食の道しるべ」として親しまれてきました。

 三つ星:そのために旅行する価値あり
 二つ星:遠回りしてでも訪れる価値あり
 一つ星:近くに訪れたら行く価値あり

 去年に続いて二つ星を獲得したのは、大阪・本町に店を構える「Fujiya1935」。こちらでいただけるのは季節をお皿の上で表現するジャンルにとらわれない芸術品のような創作料理。その中でも際立つのが、じゅんさいとトマトをろ過したトマトウォーターを合わせたひと皿。

 そして三つ星を14年連続で獲得したのは大阪・千里山にある「柏屋 千里山本店」。理系出身の料理長が作る計算され尽くした日本料理をいただくことができます。

 (柏屋 総料理長・松尾英明さん)「ほっとしています。毎年気持ちがリセットできるというか、いい機会を与えてもらっているなという感じがします」

 そんな素晴らしい料理を食しにミシュランガイドを手に取ってみてはいかがでしょうか。

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