自動車などの量産に必要な型式指定の申請を巡る大手メーカー5社の不正問題で、国土交通省が10日午前、本田技研工業の立ち入り検査を始めました。

　国交省によりますと、ホンダでは過去に生産していた22車種で騒音試験の結果の虚偽の記載などが見つかっています。

　国交省は、聞き取りや試験データの確認などから事実関係を詳しく調べ、行政処分の可能性なども検討します。

　国交省の立ち入り検査は、今月3日に不正が明らかになって以降、トヨタ自動車などに次いで4社目です。

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