焼き肉のトップバッターの定番「牛タン」。
70代の人
「塩タン大好きです。さっぱりしているから」
20代の人
「タンです。かめばかむほどうまみが出るから」
「歯ごたえが良いです」
最新の「焼き肉の好きな部位ランキング」でナンバー1にもなっています。
しかし、牛タン専門店では今、不安な状況に直面していました。
喜助 小野博康社長室長
「もう少し円が落ち着いて140円とか135円になると、だいぶ仕入れる金額も安くなる」
円相場が1ドル=154円台まで下落。34年ぶりの円安が直撃していました。
「味の牛たん喜助 駅前中央本店」の牛タンはアメリカなどから輸入していて、相場が1円安になると1キロあたりの輸入価格は15円ほど上がります。
月に40トンから50トンの牛タンを扱っているため、積み重なる負担は決して軽くありません。
喜助 小野博康社長室長
「これは願うしかない」
仕入れコストなど増加していますが、この専門店では多くの来客が見込めるゴールデンウィークを前に値上げはしない方針です。
喜助 小野博康社長室長
「ここは何とか持ちこたえて、企業努力でゴールデンウィークが過ぎるまで(価格を)上げることなく、おいしいものをそれなりの価格で召し上がってほしい」
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