7日の日経平均株価は、終日小幅な値動きで、前の日と比べて19円安い3万8683円で取引を終えました。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「日経平均は前日のニューヨーク市場でハイテク株が下落した流れを受け、昨日は半導体関連株の一角が売られ、日経平均の上値を抑えました。アメリカの雇用統計の発表を控え、様子見ムードの強い相場展開となりました」
その雇用統計が7日夜に発表され、非農業部門の雇用者数は27万2000人増加と市場予想を大幅に上回りました。
結果を受け、1ドル155円台だった円相場は1円以上円安ドル高が進み、一時157円台を付けました。
市川氏
「今回の雇用統計は改めてアメリカの雇用の底堅さを確認する結果となりました。発表直後から利下げ期待の後退から長期金利とドルが上昇、インフレ鎮静化の遅れにつながる可能性が高く、来週以降の日本株には向かい風となりそうです」
(「グッド!モーニング」2024年6月8日放送分より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。