岩手県奥州市は地元のブランド米の販路拡大をめざし2024年度からオーストラリアへの輸出を試験的に始めることにしていて6月7日に出発式が開かれました。
今回試験的に輸出されるのはJA江刺のブランド「江刺金札米ひとめぼれ」1.2トンです。
これはコメの販路拡大と農家の所得を増やそうと奥州市がJA江刺の協力を得て取り組みます。
7日の出発式には奥州市の倉成淳市長やJA江刺の小川節男組合長など関係者が出席しました。
奥州市 倉成淳市長
「このビジネスを通して若い担い手の方が将来の農業に希望が持てるように、かっこよく稼げて感動があるという実践の場にしていきたい」
2023年に倉成市長などがオーストラリアの姉妹都市を訪問した際現地の商社からコメの発注があり今回の輸出が決まりました。
県の補助金を活用したコメの輸出は増加傾向にありますがオーストラリアへの県産米の輸出は今回が初めてとなります。
7日に出荷されたコメは9月からオーストラリアのスーパーやインターネットで販売が開始される予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。