日本銀行金沢支店(にっぽんぎんこうかなざわしてん)は5月の北陸三県の景気について上方修正した4月の判断を据え置きました。

5月の北陸3県の景気について、日銀金沢支店は「能登半島地震の復旧途上であるものの、復旧・復興需要や生産の正常化が進むもとで回復に向けた動きがみられる」とした全体判断を据え置きました。

個人消費では、百貨店やスーパーなどの売り上げは引き続き地震による下押しがみられるものの、被災地の応援に入る人の弁当などの需要や、応援割や新幹線延伸効果で回復しているとしています。

今後について、吉濱 久悦(よしはま ひさよし)支店長は、「能登半島地震の復旧に向けて公共、民間投資がどのような規模感で進んでいくか注意深くみていく必要がある」と述べています。

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