出雲市にある山陰唯一のLPガスの海上輸送基地に新たなタンクが移設されました。
貯蔵量を2倍近くに増強して、供給体制を強化、災害時などでも安定供給を図ります。

ガスタンクが増強されたのは出雲市にある「平田LPガスターミナル」。
山陰両県に家庭用LPガスなどを供給する岩谷産業の施設で、山陰両県で唯一、海上からの輸送が可能なLPガスの貯蔵基地です。
ガスタンクは高さ約10メートル、幅30メートルの大きさで、3月末に閉鎖された横浜市の施設から海上輸送され到着。
タンクの増設で、LPガスの貯蔵量はこれまでの約2倍にあたる1730トンに増えました。

岩谷産業・小谷康洋山陰支店長:
「今まで以上に災害や天候の悪化など自然災害に向けて対応力も強まることで皆さんに貢献できると考えている」

増設されたガスタンクは、配管工事や点検などが行われたあと、2024年8月から稼働する予定です。

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