東京駅の開業100周年を記念して限定発売された「Suica」について、購入してから1回も使っていない場合、2026年3月31日で失効してしまうということです。

 東京駅開業100周年記念の限定Suicaは発売当時、購入希望者が駅に殺到し、急きょ予約販売に切り替えるほどの人気で、最終的におよそ427万枚が売れました。

 しかし、JR東日本によりますと、2024年4月末時点で249万枚が未使用だということです。

 そもそもSuicaは10年間1度も利用しないと失効してしまいます。

 限定Suicaについては2014年12月以降、複数回発売されたため、個別の発行時期を特定できず、購入者全員に発送を完了した日を基準にし、一律で2026年3月31日にしました。

 JR東日本の担当者は「鉄道、バス、買い物でぜひ使ってほしい」と呼び掛けています。

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