5日の日経平均株価は、前の日より347円安い3万8490円で取引を終えました。

 為替が円高に動いたことをきっかけとして、パフォーマンスの良かった銘柄を中心に、利益確定の売りが出たとみられます。

SMBC日興証券 太田千尋投資情報部部長
「この円高をきっかけにして、このところパフォーマンスが良かった利益の乗っている銘柄を中心に、利食いの利益を確定させるアクションに出た。これが昨日の一番の特徴点と捉えていいと思います」

 一方、ニューヨーク株式市場では半導体関連株に資金が向かい、エヌビディアの株価は前の日より5%以上上昇。時価総額は史上3社目となる3兆ドルの大台に乗りました。

 ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、史上最高値を更新しています。

 日経平均先物は夜間取引で400円以上上昇していて、この後の東京株式市場の取引でも、日経平均株価は上昇して始まる可能性があります。

(「グッド!モーニング」2024年6月6日放送分より)

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