今年も山形の初夏の味覚のシーズンがやってきた。三川町では「アンデスメロン」の初セリが行われ、過去最高値に並ぶ5キロ8万円のご祝儀価格がついた。

4日、セリにかけられたのは、三川町成田新田でハウス栽培されたアンデスメロン10ケース。
庄内地方のメロンは「砂丘メロン」の名前で特産品としても知られ、今年は天候に恵まれた影響で生育が早く、甘み・大きさともに十分に育った。

三川町の青果物卸売市場では、庄内地域の買参人が集まる中、午前7時半から今年の初セリが行われた。

(セリの様子)
「5万円! 6万円! 7万円! 8万円! 8万円! 8万円!! おおぉ~」

セリでは、4Lサイズ・3玉入りが1ケース「8万円」と、2022年の過去最高値に並ぶご祝儀価格、3Lサイズ・4玉入りも5万円の高値で競り落とされ、拍手が起こっていた。

(生産者・成澤秀雄さん)
「庄内特産のメロン、ほかの産地に負けないように頑張っている。美味しさを楽しんでほしい」

(セリ落とした「やさいろ」・秋山和宏さん)
「(Q.8万円に気概を感じたが?)『頑張りました』の一言に尽きる。近年は天候が不安定な中、一生懸命作ってくれているメロンなので、こちらも一生懸命販売したい」

“露地もの”のメロンは、7月上旬から出荷が始まるという。

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