トヨタなど5社による不正について経済部の吉田記者に聞きます。今後どんな影響が出るでしょうか。

　（経済部・吉田貴司記者報告）
　現時点でトヨタやマツダ、ヤマハなどの出荷停止となった車両もあり、生産も停止する見通しです。

　これまで出荷された対象車両はホンダが延べ430万台、トヨタが170万台、マツダは15万台です。

　今後、販売に影響が出てくる可能性があり、下請け企業への波及も心配されます。

　（Q.経済への影響はどうですか？）
　ダイハツ工業などの不正の際には日本のGDPにも影響が出ました。今回もその影響が出る可能性があります。

　ただ一方で、不正件数の少なさや安全性の問題はないとされていることなどから、業績への影響は限定的とみる市場関係者もいます。

　自動車関連株は、不正の発表直後は値下がりしましたが、4日はこの影響による値動きは少ないようです。

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