夏山シーズンを前に、米沢市の天元台高原でロープウェイ事故を想定した救助訓練が行われた。

天元台ロープウェイでは、毎年、夏山開き前とスキーシーズン前の年2回、救助訓練を行っている。
3日、職員約30人が参加して滑車のトラブルが発生したとの想定で、地上から約8メートルの高さにゴンドラを止め、取り残された6人の乗客をロープと救助袋を使って運び下ろす訓練を行った。

ロープウェイの開業以来、人身事故はないが、5年前には強風でゴンドラと支柱が接触する事故が起きている。

(天元台・山田長一社長)
「声掛け・安全確認を一つひとつ積み重ねてより安全に、訓練を通してお客さまの安全を守る」

天元台では、7日に安全祈願祭が行われ夏山シーズンが始まる。

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