スタートアップ企業が開発したサービスや製品を体感できる、ショールームの機能を備えたオフィスがお披露目されました。

3日にオープンしたオフィスは、大学発のスタートアップなどが入居予定で、共有部分にはスタートアップが提供するサービスや製品が展示され、訪れた人が実際に触れることができます。

瞬間冷凍ができる特殊な冷凍庫を手掛ける企業がおにぎりの店を開くほか、果物の絞りかすなど、植物性のゴミを原料に3Dプリンターで家具を製造する会社のテーブルが展示されています。

住友不動産・グロースサポート事業部の藤島正織部長は、「スタートアップだけだと成長しない部分が、大企業と掛け算することでスタートアップも成長するし、大企業も成長する」と話します。

スタートアップをめぐっては、資金調達や販路の獲得が課題となっていて、展開する住友不動産はこうしたオフィスを開業することで成長を後押しする狙いです。

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