東彼・東彼杵町の小学校で3日、授業を行った「先生」はこちら…人型ロボットです。

先生とは違う独特の「語り口」に子供たちも興味津々です。

「大雨による災害に遭わないために私たちはどんなことをしたらいいかな。みんなで考えてみよーう」

彼杵小学校で、身振り手振りを交えた話しかけるのは通信大手ソフトバンクが手がける人型ロボット「Pepper」です。

子供たちが3日の授業のテーマ「防災」に興味を持ちやすいようにと、町の教育委員会が企画しました。

「相方」を務める長崎地方気象台の職員とテンポ良く、授業を進めます。

人型ロボット「Pepper」
「日頃からもしもの時を考え、家や学校の周辺で危険な場所がないか考えてみたり、避難場所を調べたり、地域の防災訓練に参加して近くに住んでいる人と仲良くなるのも大切」

授業に参加したのは小学4年生から6年生までの約120人です。

友達と話したり、ハザードマップを見たりして、もしもの備えを考えました。

6年生
「かわいい。手の動きが面白かった」「防災グッズなどを準備しておこうと思った」「先生の授業も楽しいけど、Pepperくんはロボットの良さがあった」「(次は)苦手な勉強(国語)のやり方などを教えてもらいたい」

ソフトバンクの担当者によるとPepperによる防災の授業は今回が県内で初めてで、今後、他の地域の教育委員会との連携も検討しているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。