2019年、凶弾に倒れた中村哲医師の志を受け継ぎ、アフガニスタンで人道支援を続けているペシャワール会が、現地での活動を福岡市で報告しました。

この報告会は西南学院大学で開かれ、ペシャワール会の活動に賛同する200人以上の市民が集まりました。

現地報告では、中村哲医師とアフガニスタンで行動を共にした看護師の藤田千代子さんが、用水路建設の現状や、中村医師から託されたメッセージについて語りました。

◆藤田千代子さん
「中村先生は、いつも職員たちには『とにかく諦めるな』と。『諦めなければ何とか水は持って来れる』んだと。『それを証明したのは君たちだ』と言っていた」

会場には募金箱も設置され、多くの人たちが中村医師の志を受け継ぎ、現地での活動に役立ててもらおうと善意を寄せていました。

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