4月に国内の宿泊施設に泊まった外国人は2カ月連続で過去最多となり、宿泊者全体に占める割合が初めて4分の1を超えたことが分かりました。

 観光庁が31日に発表した宿泊旅行統計調査によりますと、4月に国内の宿泊施設に泊まった人数は延べ5096万人と1年前から11.9%増加し、コロナ前の2019年も0.5%上回りました。

 うち外国人は25.8%にあたる延べ1315万人で前の年から38.1%増え、2カ月連続で過去最多を更新しました。

 外国人の割合が25%を超えたのは、今の調査方法になった2010年以降で初めてだということです。

 観光庁は、3月下旬のイースター休暇で来日した人が4月まで滞在したほか、桜のシーズンだったことも影響していると分析しています。

 今年、日本を訪れた外国人は4月までの累計で1160万人と、過去最多のペースで推移しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。