「インボイス制度」がスタートして以降、初めてとなる確定申告で、消費税の申告件数が前年から1.8倍に増加したことが分かった。
国税庁によると、2024年の確定申告では、消費税の申告件数が前の年と比べて1.8倍となる197万件だった。2023年10月に「インボイス制度」が導入されたことで、大幅に増加した。
「インボイス制度」では、消費税の納税が免除されていた事業者も制度に登録した場合は、消費税の納付と確定申告が必要になる。
国税庁は「申告義務の確認をした上で、申告が必要な人には説明を行い、制度の周知に努めていきたい」としている。
一方、所得税の確定申告では、インターネットの「eーTax」を利用して申告した人が1604万人で全体の7割に上った。
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