粉飾決算で、銀行から融資を受ける契約を結んだ疑いで逮捕された、医療器機器商社の元社長らが、容疑を全面的に認めていることが分かりました。

医療機器を販売する「白井松器械」の元社長・弘野俊彦容疑者(62)と、元専務の羽田同徳容疑者(68)は、去年3月、会社の業績をよく見せかけ、銀行から5億円の融資を受ける契約を結んだ疑いなどが持たれています。

関係者によると、この会社では、約20年前から、同様の手口で犯行に及んでいた疑いがあるということです。

その後の捜査関係者への取材で、警察の調べに対し、弘野容疑者も羽田容疑者も容疑を全面的に認めていることがあらたに分かりました。

警察は、常習的に犯行に及んでいたとみて、余罪についても調べています。

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