初夏の味覚「サクランボ」の話題。寒河江市の観光果樹園の営業が始まり、露地物のサクランボを楽しめる本格シーズンがいよいよやってくる。

30日にオープンしたのは、寒河江市にある2つの観光サクランボ園。
このうち三泉観光さくらんぼ園では、市やJAの関係者のほか、地元の園児が参加してオープンを祝った。

(リポート)
「いよいよ露地物のサクランボシーズンです。いま、最盛期の紅さやかは真っ赤においしそうに色づいています」

セレモニーの後、さっそく園地に入ると、真っ赤に実ったサクランボに手を伸ばし、初夏の味覚をほおばっていた。

(園児)
「おいしい」
「いっぱい食べたい」

(ミスサクランボ)
「ジューシーで実が詰まっている」

去年の猛暑で、今年のサクランボには実が2つに分かれる“双子果”が多く発生するなど、平年より2割ほど収穫量が少ないというが、品質は十分。
JAさがえ西村山によると、観光サクランボ園への予約はすでに約300件入っていて、多くの来場が期待されている。

(JAさがえ西村山特販部・菱沼研部長)
「今年は双子果が少し多い状況。その分収量が少し落ちているが、非常に糖度が乗って食味もいいサクランボになった。ぜひ皆さまに召し上がっていただきたい」

観光サクランボ園は6月25日ごろまで楽しめるという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。