国の負担軽減策が終了することを受け、四国電力の電気料金が6月に使った分の7月分から大きく値上がりし、過去最高水準になることがわかりました。平均的なモデル家庭で8595円になる見込みです。

四国電力の30日の発表によりますと、6月に使った7月分の電気料金は平均的なモデル家庭で8595円になり、前月分より460円アップします。

この値上げは燃料価格の高騰に対する国の補助が終了するため。5月に使った6月分の電気料金も補助金がすでに半分になっていて、約420円値上げされます。

7月分は去年の同じ時期より約1440円増え、過去最高水準になる見通しです。

今年の夏は猛暑の予想。エアコンの使用が増える季節を前に、街の人も電気代に敏感になっているようです。

女性:
「これから暑くなるじゃないですか。それとクーラーの電気代が気になりますよねエアコンの。なるべく節約して」

子ども連れの男性:
「エアコン寝る時に使う時もありますし、なんかまた負担増えるのかなと。何か別の補助があればですけど」

飲食店の経営者:
「家計はかなり厳しくなりますよね。消費も落ち込むと思うので僕らの一般消費者相手の商売もかなり厳しくなると思う。我慢するしかない。政治に任すしかない」

四国電力は「燃料価格の動向などを注視したい」としています。

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