宮古島市の下地島空港と韓国ソウル郊外の仁川国際空港を結ぶ、格安航空会社(LCC)のジンエアー(韓国)の定期便が29日就航した。宮古圏域と韓国との定期便は初。下地島空港では香港線が新型コロナの影響で運休以来、4年3カ月ぶりに国際線が復活した。同日の初便で、仁川から175人が到着、下地島から93人が出発した。
ボーイング737-800型機(189席)を使用する。片道2時間半で、月、水、金、土、日曜日の週5日、1日1往復。10月26日までで冬季スケジュールを改めて発表する。
下地島空港活性化協議会会長の座喜味一幸宮古島市長は「アジアを代表する都市と宮古島市が結ばれて喜ばしい」と期待。ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメント(SAMCO)の鶴見弘一社長は「国際線就航が早期に実現してうれしい」と話した。
ジンエアーは大韓航空の子会社。同社の日本への定期便は那覇などに次いで8カ所目になる。(宮古支局・當山学)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。