世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「クリームパン」を実際に食べて徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

超人気ベーカリーのオーナーシェフ「全体的なバランスが大事」

今回は、スーパーやコンビニで販売されている人気のクリームパン12種類を比較。チェックポイントは、①クリームの量 ②コストパフォーマンス ③クリームだけの味 ④パンだけの味 ⑤全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

味に関する3項目の審査には、東京・高輪台にある超人気ベーカリー「ブーランジュリー セイジアサクラ」のオーナーシェフ・朝倉誠二さんが協力した。「パン・オブ・ザ・イヤー」の金賞も受賞した日本を代表するパン職人・朝倉さんによると、クリームパンは「甘いクリームを甘い生地で包んでいるので、全体的なバランスが大事」「クリーム自体の最後の甘さの消え方、口どけっていうのがすごくポイントになる」という。

忖度なしにひたすら「クリームパン」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、人気の定番商品 薄皮だからこその味わいにプロも改めて仰天!

第5位は、山崎製パンの『薄皮クリームパン』(税込189円 ※番組調べ)。

一袋にミニクリームパンが4つ入った、食べやすくてシェアもしやすい人気の定番商品。薄皮だからこそのダイレクトなクリームの口当たりに、朝倉さんも思わず「何だこのやわらかさは!? すごいですよね」とびっくり。そしてリッチテイストのクリームと、クリームを引き立てる薄皮生地の役割を絶賛した。
そんなクリームパンを使ったメーカーおすすめアレンジが、1時間ほど冷凍して味わう「冷凍クリームパン」。これからの暑い季節にぴったりだ。

4位は、“なめらか”という表現がぴったり コクのあるクリームを伝統の生地で手包み

第4位は、木村屋總本店の『クリームパン』(税込157円 ※番組調べ)。

酒種酵母のあんぱんで有名な木村屋。クリームパンも、木村屋伝統の酒種配合の生地でクリームを1つずつ手包みして作っている。「パン生地に酒種の鼻に抜けるような香りがあって、それを邪魔しない甘さと、コクのあるクリームが口の中に入ってくる。“なめらか”という表現がめちゃくちゃ合いますよね」と朝倉さん。
バニラビーンズ入りの風味豊かなクリームはフルーツとの相性も抜群で、フルーツサンドにアレンジしても。

3位は、甘くすればいいんじゃない!と気づかせてくれる 素材本来の甘さ引き出す繊細クリームパン

第3位は、敷島製パン(Pasco)の『カスタードクリームパン』(税込135円 ※番組調べ)。

湯種を使用したこだわりのしっとりやわらかな生地で、「パンだけの味」では10点満点を獲得! そのパン生地で、生乳を使ったなめらかで口どけの良いカスタードクリームを包んでいる。朝倉さんは「“甘くすればいいんじゃないんだよ”っていうことに気づかせてくれる」と感心。そのおいしさを「小麦本来の甘さを大事にして、中のクリームを合わせてクリームパンを成立させようとしているような、すごく繊細なクリームパン」と表現した。

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