2030年度末としてきた北海道新幹線札幌延伸の実現が難しくなったことを受け、北海道や沿線自治体のトップが今後の見通しを示すよう国側に強く求めました。
「このような形でご心配をおかけすることになり、大変申し訳なく思っている」(藤田耕三 鉄道・運輸機構 理事長)
北海道新幹線の札幌延伸では、予定から工事が4年遅れるトンネルが出るなどして、2030年度末の開業は困難となっています。
5月29日に札幌で開かれた会議で状況を説明した鉄道・運輸機構に対し、鈴木知事や沿線自治体の関係者からは今後の見通しを早急に示すよう求める声があがりました。
「先の見通しがないままだと、まちづくりをどう進めるのか、見直す必要があるのかないのか判断できない」(秋元克広 札幌市長)
鈴木知事らは今後一層の情報共有や開業見通しを示すよう求める要望書を国側に提出しました。
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