運転手の残業規制に伴う物流の2024年問題などに対応するため、岡山県は一般会計で約45億円に上る補正予算案を発表しました。
岡山県の伊原木知事が5月28日に会見を開き、一般会計で44億9871万円の補正予算案を発表しました。
主なもので、貨物車両に荷物を積み下ろしする機械式装置の取り付け支援などに7800万円。青果物を運ぶ際に乗せる「パレット」の仕様を統一化するための支援に1000万円など、物流業務の効率化に向けた事業が盛り込まれました。
また旅館での自動チェックイン装置導入などの支援に1億2122万円など、他の業界の人手不足対策も盛り込まれました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「ばかばかしい人手を省くことができる。やらなくていい作業を省けるようにすることで人手不足に対応する」
補正予算案は6月11日に開会予定の6月定例県議会に提案されます。
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