関西空港の発着回数30万回への引き上げに向けて、国から示された新たな飛行経路の案に対し、地元の市と町が受け入れることで合意しました。
大阪府などは関西空港の発着回数を2030年代前半をめどに現在の23万回から30万回に引き上げることを目指していて、国は去年、新たな飛行経路案を示しました。これに対し地元の市と町は今年2月、騒音被害に対する懸念を国に伝え、国は今年3月、住民の生活環境への配慮を約束しています。
5月27日の協議会で地元市町は、国から十分な回答があったとして新たな飛行経路案を受け入れることで合意しました。大阪府は今後、経済界や他の県が参加する懇談会で飛行経路案の受け入れを正式に表明する見通しです。
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