牡蠣の食害が深刻となった新潟県佐渡市で25日、種牡蠣の取付作業が行われました。

25日、佐渡市の沢根漁港に届いたのは約2万枚の種牡蠣です。

佐渡市では昨年度牡蠣の食害が深刻化し、水揚げ量は例年の3割以下に。そこで、市は種牡蠣の購入費を2年で約120万円補助する緊急支援策を出しています。

25日は真野湾の沖合のロープに種牡蠣を取り付ける作業が行われました。

【漁師 鈴木辰男さん】
「沢根の方は牡蠣は両津に比べると小粒なんですが、味が濃厚なのを目指してやりたい」

【佐渡市農林水産部 小熊智也主事】
「地域に根付いた重要な産業になっていますので今日入れた種牡蠣が大きくなることを祈っています」

25日に取り付けた種牡蠣は再来年の冬に収穫される予定です。

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