九州から次世代のリーダーを養成しようと設立された経営塾の設立20周年を記念して、九州出身の経営者による講演会が開かれました。

「九州・アジア経営塾」は、九州の財界が中心となって将来のビジネスリーダーを育てようと設立され、25日の講演会には、卒業生を中心におよそ300人が集まりました。

福岡県出身の吉野家ホールディングス安部修仁会長は、倒産を乗り越えた経験から、従業員とのコミュニケーションについて語りました。

◆吉野家HD安部修仁会長
「論理の共有を共感まで高めるには、1ON1のディープディスカッションを通じてじゃないと、なかなか共感にならない」

また、ジャパネットホールディングスの高田旭人社長兼CEOは、創業者の父が築いた会社のさらなる飛躍のために、社員にこう伝えていると言います。

◆ジャパネットHD高田旭人社長兼CEO
「父がやっていることっていうのは、世の中にあるものを見つけることと磨くことと伝えることだな、と。とにかく、見つける、磨く、伝える以外の事業を我々はやらないと、逆に見つける、磨く、伝えるという事業だったら制約なくやっていこう、と」

主催者は、「今後も九州から、世界で活躍するリーダーを輩出していきたい」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。