中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇する中、日経平均株価は一時700円以上値下がりした。
週明けの東京株式市場は、イランによるイスラエルへの大規模攻撃を受けて、投資家の間でリスクを避けようという動きが広がって、幅広い銘柄が売られ、平均株価は一時700円以上値下がりした。
原油の供給不安が高まったことで、東京商品取引所の中東産原油の先物価格は、2023年9月以来、約半年ぶりの高値水準をつけている。
市場関係者は「中東情勢の緊迫化の度合いが高まれば、原油価格は一段と値上がりする可能性もある」と指摘している。
一方、外国為替市場の円相場は、日米の金利差が意識されて、ドルを買う動きが強まり、1ドル = 153円台後半まで円安ドル高が進んでいる。
15日の日経平均株価の終値は、先週末12日に比べ、290円75銭安い、3万9232円80銭、TOPIX(東証株価指数)は、2753.20だった。
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