発熱量が高く、大量の電力を消費するデータセンターの電力効率を上げる国内で初めての技術が公開されました。

 生成AIの急速な発展により、データセンターの消費電力量の急増が問題になっています。

 国内の多くのデータセンターには高発熱サーバーを冷やす設備がなく、大型のファンで冷却しているのが現状です。

 NTTコミュニケーションズは、日本で初めて水を活用したサーバーの冷却技術をデータセンターに導入します。

 約20℃の水を管に通し、循環させてチップを直接、冷やすことで電力効率を約30%アップできるということです。

 来年の3月をめどに運用を開始する予定です。

 世界のデータセンターの年間消費電力は2018年と比較して2050年には約2600倍になるといわれています。

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