家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる先月の全国の消費者物価指数は、去年より2.2%上昇しました。
総務省が発表した4月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合が107.1で、去年の4月と比べて2.2%上昇しました。
伸び率は2か月連続で縮小したものの、日銀が目標とする2%を超える物価上昇が続いています。
歴史的な円安や原材料高の影響で、果実ジュースや調理カレーが上昇したほか、宿泊料が18.8%上がるなど、サービス価格の上昇も続きました。
さらに、政府による電気とガス料金の補助金が今月の使用分で終了し、6月以降は電気代やガス代の値上がりが予想されるため、物価上昇のペースは再び加速する見通しです。
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