23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前日比605ドル78セント安の3万9065ドル26セントで取引を終えた。
下げ幅は今年最大となった。
発表されたアメリカの企業購買担当者の景況感を示す経済指標が市場の予想を上回り、インフレ長期化への警戒感が広がった。
また、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が4月30日から5月1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公開し、出席者が早期利下げに慎重な姿勢を示したことがわかり、売り注文が膨らんで、ほぼ全面安の展開となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、65.51ポイント安の1万6736.03だった。
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