国の認証試験での不正発覚を受けて停止した全ての工場を、5月に再開したばかりのダイハツ工業。今度は「タント」などで部品に不具合が見つかり、約10万台をリコールすると発表しました。
リコールの対象となったのは、2019年6月から2020年1月までに製造された軽自動車ダイハツ「タント」とSUBARUブランドの「シフォン」、合わせて約10万4000台です。
ダイハツによると、車体を安定させる「フロントスタビライザ」と呼ばれる装置の製造工程で化学薬品が残留した結果、内部の強度が弱くなり破損する恐れがあるということです。
ダイハツにはこれまで123件の不具合が寄せられていましたが、事故やケガは報告されていないということです。
ダイハツは、今回のリコールと、国の認証不正との関連はないとしたうえで、「直ちに対応するので、近くの販売店まで連絡してほしい」とコメントしています。
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