愛媛県松山市の観光列車「坊っちゃん列車」の運行を支援するため、市が行っているふるさと納税型のクラウドファンディングは、10日時点で目標の2500万円に対し約64万円に留まっています。野志市長はPRして寄付を呼びかけたいとしています。

「坊っちゃん列車」は伊予鉄道が運行。運転士の不足や赤字を理由に一時運休し、運転士の確保に目処がついたとして3月に運行を再開したものの継続が危ぶまれ、松山市に支援を求めていました。

このため松山市はメンテナンスなど運行にかかる経費を支援するため、ふるさと納税を利用するクラウドファンディングを3月20日から6月17日までの90日間で、目標を2500万円に定めて実施。開始から21日経った4月10日時点で、寄付は56人からの64万615円と、達成率は2.5%に留まっています。

野志市長は多くの人に募集してもらえるようPRに努める姿勢を示しています。

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