気候変動などの影響で、廃棄されてしまっていた「果物」を使った新商品が発表されました。
大手飲料メーカー・キリンビールは人気の氷結ブランドから、廃棄される予定だった横浜市のブランド梨「浜なし」を使った新商品を期間限定で発売します。
「浜なし」は気候変動の影響などで「みつ症」という果肉が半透明になる症状が多くみられ、食感が悪くなるなどの理由で年間およそ19トンが廃棄されています。
キリンは今回の商品を通して浜なしおよそ9トン分のフードロス削減を目指すということです。
また、気候変動やそれに伴う自然災害などで直接的な被害を受けやすい農家を支えるため、この商品の売り上げの一部を寄付したり、今後、他の地域の特産の果実も使用したりするということです。
缶チューハイなどRTDと呼ばれるアルコール飲料では2026年まで酒税が据え置かれるため、各社は需要の高まりを見据え、商品開発などの投資を加速させています。
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