深刻な不漁が続いているサンマの資源管理を話し合う国際会議がきょうから大阪で始まりました。

きょうから大阪で始まった会議には、日本や中国、ロシアなど9つの国と地域が参加し、サンマの資源管理を話し合います。

サンマは近年、水揚げ量が低迷していることから、サンマの資源量にあわせて毎年漁獲量を自動的に算出する「漁獲管理規則」を新たに導入するかどうか議論します。

農林水産省 太田慎吾 顧問
「新しい取り組みでは、不確実性も考慮しつつ(サンマ資源の)持続可能性と社会経済的な懸念の両方に対処できます」

導入されれば、科学的な評価で漁獲枠に反映できるようになるとされます。

去年の日本のサンマの水揚げ量は、ピークの2008年から14分の1程度と減少していて、資源の保護が課題となっています。

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