「鎌倉シャツ」の愛称で知られる神奈川県のシャツ専門店が、愛媛県今治産の最高級コットンを使ったドレスシャツの製造に乗り出し、今治市の綿花畑で10日に初植祭が行なわれました。
メーカーズシャツ鎌倉・貞末奈名子社長:
「原料から全て国内生産するのは繊維業界でも新しい試み。プロジェクトを成功させ社会全体にメッセージを投げかけたい」
今治市高橋にある畑で関係者と一緒にコットンの苗を受けているのは、神奈川県のシャツ専門店「メーカーズシャツ鎌倉」の貞末奈名子社長。初植祭の一幕です。この後の交流会では郷土芸能の一人角力が披露されました。
このシャツ専門店は気候が温暖でコットンの栽培に適した瀬戸内エリアに着目し、綿花の栽培から製品作りまで瀬戸内で完結させる「瀬戸内コットンベルト構想」を策定。今治では綿花を栽培をしている「しまなみコットンファーム」と去年、最高級品質の超長綿「しまなみコットン」のテスト栽培に成功し、今年から本格的な栽培に取り組みます。
貞末奈名子社長:
「自分たちの着るものは自分たちの国で全部作るっていうんですかね。そういうことができたら、究極のSDGsだと思っていまして。しまなみ海道は今サイクリングなんかですごく有名で、今治で綿花が穫れたらすごく素敵」
この取り組みで植えられた苗は3000株。コットンは繊維の長さが40ミリ近くになる最高級品質の超長綿で、有機栽培で育てられ11月に収穫される予定です。このコットンを使ったプレミアムなドレスシャツが来年秋に発売されます。
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