日産自動車が下請け事業者に対し納入代金を不当に減額する下請け違反があったとして、公正取引委員会から勧告を受けた問題。齋藤経済産業大臣は、勧告後も日産が違反行為を続けていたとする一部報道について、日産に事実関係を調査し、報告するよう求めたことを明らかにしました。
齋藤経済産業大臣
「(日産に)至急、事実関係を調査し、報告するように求めています」
日産をめぐっては、下請け事業者への納入代金を不当に減額する下請法違反があったとして、今年3月、公正取引委員会から是正を求める勧告を受けています。
しかし、勧告を受けた後も日産に同様の違反行為があったとする一部報道について、齋藤大臣は17日の会見で、もし事実であった場合、「法令遵守の観点だけでなく、経済界をあげて進めている価格転嫁に水を差すものであり、極めて遺憾だ」と話しました。
今後、日産からの報告を踏まえ、対応を検討するとしています。
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